そもそも…自己責任って?


『写真は10月1日小布施にて』



私のこのブログのサブタイトルにも…
少子高齢化・自己責任の時代を生き抜くための…」と
”自己責任”という言葉を使用しています。
「自分の事は自分で責任を持つから、やりたい事を自由にやろう!」と
いったような肯定的・積極的な思いで7年前に書きました。




しかし…
「自分の事は責任を持つから、自由にやらしてくれ!」と…
「自由にしてやるから、自分の事は責任をとれ!」…とは
前者は自己責任を自ら引き受けた形ですが
後者は自己責任を押し付けられた形になって
「貧困は自己責任」と弱者を追い詰め、拡大する無縁社会の要因にもなっています。




パソコンなどをやっていたら昔からある事ですが…
新しいソフトを導入するさい、それがフリーだろと有料だろうと…
難解な文章が何ページも出て来て『承認』をクリックしなければソフトは利用できません。
フリーソフトならともかく購入した以上は意味不明でもクリックするしかありません(^_^;)




これは保険を扱う代理店の立場からは言えない事ですが(^_^;)
私ですら難解な『重要事項説明書』を契約者に渡し、
契約者は『契約内容確認書』に確認した署名をする事が義務付けられるようになりました。
保険会社は代理店に対して説明義務を負わせ、署名を貰う事を義務付けますが
ごく限られた時間で全てを説明し理解して頂く事は不可能と断言できます(^_^;)
その目的は保険会社の責任逃れと私は思っています(^_^;)




保険に限らず、あらゆるモノを効率的にどんどん販売し収益を上げていこうとすれば…
このような制度をとって、トラブル責任を本体の企業が回避し、
責任を契約者や営業の現場に転嫁する事を考えるようです(^_^;)




前々回の『NISA』も私が見る限りは、かなりリスクも高くトラブルも多発すると思っていますが…。
契約にあたっては必ず”難解”な重要事項説明書や『契約内容確認書』に
サインをさせられるはずです。
こんなことで”自己責任”を押し付けられないように勉強する…
それより、まずは手を出さないのが肝心と私は個人的に思っているのですが(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。