そもそも…防災って?


【写真は2月16日・味噌作り最終日・相模原津久井




「コンクリートから人へ」…なんて言うマニュフェストを掲げた政党も
ありましたが3.11ですっかり腰砕けになってしまいました。
そして新しい政党は国債を乱発してでも
この国をコンクリートで固め尽くしたいのか?と思うほどの勢いです。



私はコレとまったく逆。
3.11が大きなきっかけとして”コンクリートから人へ”の考えをさらに強固なものにして
脱原発”も全面に出して何よりも”人”を大切にする21世紀に新しい社会を
世界のリーダーとなって示していく方が合理的でもあり
国益にもつながっていくように思うのです。



津波被害にあった三陸海岸に面した街をこれまで以上の高い防波壁で
囲って今回の大震災でも耐える防災対策をするようです。
これに対して釜石市の根浜地区では「海が見えたから非難出来た!」という事で
高い坊波壁は必要ないと決めたのは、とても納得のいく真っ当な判断だと思います。
逆に言うと海辺の街を海も見えない防波壁で囲いこんで、
これで安心と思っている方が問題なように思えてなりません。



想定以上の防波壁を超える大津波だって来ないとは限りません。
それに災害は津波に限られてはいません。
コンクリートや鉄で強固な要塞のようなモノを作ったとしても絶対に安全なんて
保障はどこにも無いのです。
それよりも、災害リスクは常にあるモノとの前提の中で自然と闘うのではなく、
自然と向き合い自然と共存しながら
災害時にはなにより迅速に非難出来る仕組を住民自身が常に考え作っておく事です。
今の情報技術を持ってすればお金もかけずにかなりの事が出来るずです。



大切な事はモノに執着しない事です。
災害の可能性の高い所に住む以上、常にその事を考えておく事です。
それが嫌ならもっと安全な所に住めべよいし、
そんな所に住みたいという人が大勢やってきて活性化するかも知れません(^_^;)



しかし政府は3.11や南海トラフの”防災対策”という大義名分を持って
どうしても"公共事業の活性化"をやりたいようですね(^_^;)



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