そもそも…組織って?


【写真は2月7日・とこや一休・赤坂溜池】




人間はひとりでは生きられない事は良く判ります。
人と人が集まって組織を作る事で
強い外敵から身を守ったり、知恵を出し合ったり、効率性を高めたり、
収益性を上げたり…多くのメリットがあります。




夫婦や親子といった家族は最小の組織かも知れません。
幼稚園や小学校という組織に通う事で人とのコミニケーション能力をつける事も
大切な事だと思います。
私は淋しがり屋ですので多くの人と仲良く暮らしたいと思っていますが
あまり大きな組織とか強い組織というのは苦手です(^_^;)
なぜならば個人としての自由が狭められる可能性が高いからです。(^_^;)




そもそも日本人は”組織”というものに適合性があるのか?無いのか?
どっちなのだろうと最近考えてしまう事がよくあります。
もともと日本の職人とか競技(スポーツ)とか、武士の世界でさえ組織より
せいぜい子弟や親分・子分と行った小さな組織の中の信頼関係や
”個”として概念の方が大きかったのではないでしょうか。
軍隊とか企業という組織形態は海外から取り入れたものですが…
日本人はスゴイことに、この組織社会で抜群の能力を発揮し世界の軍事大国に、
そして経済大国へと見事な変身を成し遂げたのです。




日本人の特性が”個人”にあるのか”組織”にあるかは置いとくとして…
新しい内閣は”組織”の強化を図るためアベノミクスとやらの政策を遂行するようです。
すなわち企業が収益を上げる事で経済が活性化し、そこから雇用も生まれ
雇用されている人たちの給与も上がるという理屈のようで、
これに対しての国会での野党からの反論もないようです。
共産党の志位委員長がこの政策は肯定した上で?
「その企業収益から雇用や人件費を優先せよ!」と首相に迫っていましたが
共産党も”資本主義”なのか?と苦笑してしまいました(^_^;)




今日本をはじめ多くの国でおきている経済問題の多くは金融や企業という
”組織”が大きくなりすぎて収益を上げる事が出来なくなった事ではないでしょうか。
…であるならば今度は”個人”が雇用に頼らず好きな事を自分の責任で生き生きと
自立する事を促進する政策をやった方が合理的に思えるのですが…
出来てしまった組織の既得権を守る事が政治なのでしょうか(^_^;)



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