ひどい!『朝まで生テレビ』の討論

  
私が二十年以上前から欠かさず見ているテレビ番組が毎月第4金曜日未明に
テレ朝系で放送される『朝まで生テレビ』です。
なんせ夜中の生放送番組ですので、昔からビデオに録画して見ており
それが溜まってしまい、捨てるのも勿体ないと5年ほど前にDVDにしたのですが
初期の頃はベーターでの録画でカビがはえて捨ててしまいました。



この番組がなぜ面白かったかと言えば、ひとつのテーマを意見が対立する論客が
午前1時から明け方6時まで、それこそ朝まで徹底討論するというもので
論客には大島渚野坂昭如という左翼系文化人、
かたや右翼系には西部邁野村秋介、後には小林よしのりといった人たちが
思いもつかぬ幅のひろい議論が繰り広げられていったからです。



それがだんだん骨抜きになっていったのは…
この番組のプロデューサーで私と同じ1946年生まれの日下雄一氏が
5年前に59歳でがんで死去してからのように私は思っています。



さて…先日26日未明に放送された『朝生』のタイトルは
もちろん『緊急討論!やるぞ日本復活』、そしてパネリストもご参考に
放送時間は数年前から正味2時間40分になって朝まではやりません。



そして、問題の内容は…風評被害を緩和するための放射能の安全性と、
原子力発電のこれからの日本においての重要性に終始。
その安全性をより高め世界の原発を普及さすことが日本の使命であり国益
ということで反対意見もまくメデタク終わってしまうのです。(^_^;)



そもそも最初から、原発に反対するであろうパネリストや
この大災害と世界を震撼させた日本の原発事故を機会に新しい展開を
目指そうなんてパネリストは一人も参加させず、
仕組まれたプロパガンダ番組といわれて反論出来るのでしょうか(^_^;)



番組の終盤パネリストの一人、自民党片山さつき氏の言葉が印象的です。
『超一流大国というのは電気を好きなだけ使えるのですよ…』
これに対して民主党の大塚公平氏が少しだけ反論しましたが…
まわりのパネリストによってかき消されました。



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