新自由主義ではなく新自営主義で(^_^;)


2年ちょと前このブログで新自由主義の問題点に触れました
その数ヶ月後リーマンショックがあって世界的金融危機は今日まで続くわけです。
 


市場原理に任せていれば、最終的には富は配分されるという考えのようですが
現実的は富の一極集中で貧富の差が拡大したようです。
もっと簡単に言ってしまうと、現在の出口が見えない世界同時不況は…
新自由主義が行き着く当然の結果なように思えるのです。



”政府の介入を極力押さえて”…というのが新自由主義の考えのようですが
この金融危機を立て直すために、どこの国の政府も介入しまっくている現実を
見ると私には滑稽におもえてくるです。



新自由主義の最大の欠陥はサブプライム問題に象徴されるように
グローバル化の中で責任の所在も定かでない複雑化した仕組が蔓延したこと。
それによって利益を得るのは限られた層だけで、多くの弱い立場の人たちが
が犠牲になるということではないでしょうか?



大きな政府」「小さな政府」…という議論があります。
国民が大きな税負担をし政府が市場経済の分配に大きく介入する
福祉国家型の「大きな政府」。
国民の税負担は小さくして自己責任で自分の人生を切り開く「小さな政府」
…どちらを目指すのか?という問題です。



新自由主義は「小さな政府」です。
私を含め多くの人たちが新自由主義に”?”を持っていたとしても
今のこの日本で大きな税負担を国民に求める「大きな政府」を現実的に目指す
ことが出来るでしょうか。
それどころか増大する財政負担を少しでも減らそうと
緊縮財政のもと財政再建が大きな課題となって「小さな政府」を目指しているのです。



ここに、今の日本が抱える大きなジレンマがあるように私は思うのです。



しかし、私がここで掲げる【新自営主義】は
自由主義経済の中で「小さな政府」が実現できる妙案なのです…続く(^_^;)


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