生命保険の資産性…15


先週末の出来事です。
学生時代からの友人で顧客でもあるF氏宅に火災保険の更新もあって
久々にお邪魔しました。
ハナシがひと段落した頃、F氏の口から"私としては"耳を疑ってしまうような
言場が飛び出してきました。
「以前に加入した生命保険の事だけど、最近読んだ本に
保険は掛け捨てにして、残った分は貯金でもした方がマシ、みたいな事が
書いてあって、解約したいと思っているのだけど」
…と、もう、こんなブログを日夜書いている私としては
涙が出るほど情け無いことを言うのです(^_^;)



この保険は6年前F氏が57歳の時に、30年間近く加入していたM生命の
保険のことで相談され、私はその保険を解約させ、
長割り終身250万円…月払保険料10,710円
入院特約7000円…月払保険料11,207円
合計21,917円、75歳払済の保険に加入しているのです。



それまで加入していた保険は30年ほど前から加入していた保険が転換を
繰り返された果てのM生命のアカウント型保険で保険料は4万円近く、
しかも保障は70歳で終了し、あとは僅かなアカウントが残るだけのものです。



2人の子どもは一人立ちして、まもなく定年を向かえるF氏に大きな保障は
必要がなく、保険料負担を半分にして、せめて葬式代程度の保障と、
入院保障という事で”資産性の高い”保険を薦めておいたのです。



☆私=「保険料の安い掛け捨て保険って何のことを言ってるの?」
○F氏=「今では”安い掛け捨て”の保険が出回っているみたいじゃない!」
☆私=「だから具体的にどんな保険だと聞いているの?」
○F氏=沈黙
☆私=「掛け捨ての安い保険とは保険期間を10年とか短く区切って更新事に
 保険料が上がっていく保険、例えばAN生命の10年定期保険の63歳保険料は
 月額4425円、長割り終身の10,710円の半分以下だけど
 73歳までに死ななかったら、次の更新では”長割り”より高い11,050円!
 それでも死ななかったら…」(^_^:)          〜続く〜


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