単純な事が見えなくなってしまう?…2


クルマの運転をしていて、スピードを上げれば上げるほど神経は正面に集中し
視野が狭くなってしまうというのを教習所の映画で見た記憶があります。
また人間は忙しくなればなるほど目先の事に集中し
大きな視点で見る事も出来なくなってしまうようです。




人類数万年の歴史において、この100年イヤこの数十年で飛躍的経済発展と
人口爆発を遂げたのです。
地球は人類のためにだけあるのではありません。
消費する全てのモノは地球上で賄われもので、外から持ってくる事は出来ません。
あらゆる生物や自然は生態系の中で循環の中で成り立っているのです。




人間とて生態系を壊してまでは生存出来ないという…単純なはなしです。(^_^;)
これらの事は今では小学生でも知っている常識です。




しかし…食糧問題解決には”農業の工業化”や”遺伝子組替え”も!
なんて事が真面目に論じられ政府も経済界も
経済再生・雇用創出のために積極的に取り組もうというのです。




これまでにも近代農業は大量の農薬を使用し多くの生物の種を絶滅させながら
大量生産・大量消費で生態系を壊してきたというのに
さらに、それに拍車をかけようというのでしょうか。




農作物ぐらいは、その土地その土地の季節にあったモノをテマヒマかけ
地産地消で地域のコミニティを高めていくのは、首都圏のひとたちだって
求めているかもしれないのです。
世界中どこへ行っても同じ作物が季節に関係なく同じ値段で売られ
それぞれの食文化が薄れていく事が豊かさなのでしょうか。




どんな貧しい地域でも民族が存在してきたということは
何らかの安定的食糧が調達できたからに他なりません。
その民族や国が存亡の危機にあるとしたら、
ソレは紛争や環境破壊などの被害者かも知れません。




”遺伝子組換”や”工場”で、エサのような作物を量産し
先進国がまた一儲け…というのでは恐ろしすぎます(^_^;)



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