「…こう言う単純な事です。」
「右肩あがりの経済を前提とした考えでは、地球を滅ぼすだけなんです。」
「環境問題とエネルギー問題を正確に考えていけば、
今のままでは地球はもたないんだよ、既存の手法の中には解決策がないんだよ。
若い人に伝える事は、こういう簡単な事です。」
宿泊したホテルの部屋に配られた普段は読まない毎日新聞の朝刊の
なんとなく読んだ囲み記事に「そうだそうだ」とうなずきました。
語るのは【機動戦士ガンダム】製作者で大学客員教授もする富野良悠季氏です。
私はガンダムは聞いたことはありますがよくは知りません。
なんせ鉄腕アトムもアニメでなくマンガ本で読んだ世代ですから（＾_＾；）
しかし富野氏のガンダムの中で伝えようというメッセージに共感熱します。
戦闘シーンが印象強いSFですが、そのほとんどは人類への警告でしょう。
実はこの新聞を読んだホテルは舞浜すなわち東京ディズニーランド・エリアの
ホテルで”ワケアッテ”ファミリーで来ているのです（＾_＾；）
幼い頃は元祖ディズニーファンと自他共に認める私でしたが
今ではすっかり里山での稲作や大自然の方に憧れるようになりました。
すべてを造作物で塗り固められた広大な施設、
機会のようにシステム化され効率的に動くマシーンやスタッフ、
その世界に酔いしれ催眠をかけられたよにディズニーグッズは買う客の姿…は
近未来のSFを見ているような怖さも感じてしまいます。
…とは言ってもソレはソレで楽しいのも現実ですが（＾_＾；）
「今のままでは地球が持たない・既存の方法では解決策がない」
…ほんとうにとても簡単な誰でも判る理屈のはずです。
しかし既存の仕組にどっぷりと浸かっている多くの人たちは
既存の方法で地球を持たそう、すなわち経済発展をしながら地球を持たそうと
考え、そのこと可能と信じているようです。
また記事の中では1975年死去した米政治哲学者ハンナ・アーレントの
「個人が均一化した大衆社会の行き着く先は責任者不在の全体主義になる」
…という言葉を紹介し現代を警告しています。
このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。
