岩瀬大輔著『生命保険のカラクリ』


10月9日のブログのコメント欄ライフネット生命の出口社長より
岩瀬副社長も本を出版されるという情報を頂いていました。
先日【生命保険のカラクリ】が発売されたので購入し読まさせて頂きました。




新設された新しい保険会社とはいえ
保険会社の社長と副社長が保険に関する本を次々に出版するという事は
とても珍しいことです。
でも岩瀬氏は以前から個人ブログも書いているし
経営者は元より全ての分野でほとんど顔が見えない?保険業界において
とても良いことだと私は思っています。




さて…感想ですが率直に書かせて頂きます。
ライフネット生命の保険商品と同じよに期待していただけに
少々ガッカリしてしまいました。(^_^;)




まずタイトルです。
生保破綻が続いた頃から猫も杓子もサンザン語られてきた
手垢のついたタイトルで”何で今さら”と思ってしまいます。
そのタイトル通り、これまでの生命保険の営業(GNP)や商品や
逆ザヤや死差益など色々なカラクリ?がほとんどのページを割いています。




こんな事を書くと「LN社は若い人を対象としていて、そんな事も知らない人が
ほとんど」と反論されるかも知れません(^_^;)
しかし過去を語るのであれば33歳の岩瀬氏より、
ザ・生保の真っ只中にいた出口氏の方がず〜と説得力があるはずです。(^_^;)




私は人を学歴や役職で見るのは好みませんが…
東大法学部卒、在学中に司法試験合格、
ハーバード・ビジネス・スクールを日本人4人目の最優等生で卒業と
ソンジョソコラの秀才とはケタが違う若者のようです。




岩瀬氏が語るべきは過去の重箱の隅をつつくような事ではなく
もっと大きなビジョンや彼自身の夢を語って欲しいと思ったのですが…
そんな余裕も無いとしたら悲しいですね。



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。