『保険屋の私が言うのもヘンですが』


私は最近はやたらに…『保険屋の私が言うのもヘンですが』
というフレーズを使っている事に気づきました(^_^;)




つい先日の親友のブログにこんな事が書かれていました。
中米ホンジュラスでは貯金の習慣が無く、お金があれば使っちゃうそうです(^_^;)
病気や災害でお金に困るような事は起きると仲間でお金を出し合ってカンパする
のが習慣で、彼自身も勤務していた観光庁で何度かカンパをしたというのです。
カンパを受けた人も特別にお礼をするわけではなく、
誰もが”お互い様”という気持ちで支え合っているというのです。




このブログに対して私は…
>保険屋の私が言うのはヘンですが
>保険会社や代理店に余分なお金を使う事も無いし
>コミニティが保たれるし…理想的な保険制度ですね(^_^;)
というコメントを入れていました。
こんな制度があれば私のような保険屋はもちろん保険そのものが不用です。
 



『安心・安全』が究極の目的になってしまったような日本社会に対して…
前回のブログで触れ…
>保険屋の私が言うのもヘンですが(^_^;)…で結んでいました。




でも、今の日本でホンジュラスのように大らかなカンパ制など不可能でしょう。
なぜならば、そのようなコミニティが崩壊してるし、
規約など細かな取り決めがなければ気がすまない国民です(^_^;)
それに第一、今の日本の保険でカバーしている多くのリスクを
カンパでカバーするなんてムリな話しです。
ホンジュラスにも自動車保険ぐらいはあるかもしれませんが
日本ほど高機能?で複雑なものでは無いはずです(^_^;)




たしかにホンジュラスと同じ事は出来ないけど、
そんなに高機能?で複雑な保険が日本では必要なのか?
そんなに色々なリスクをカバーする保険が必要なのか?
保険を消費財のように効率的に販売しなければならないのか?



…保険屋の私だから考えてしまうのです(^_^;)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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