【農業】での雇用創出に反対な理由


【農業】【介護】【観光】【環境】…で雇用創出なんてトンデモナイと書きました。
ではソレらがどうしてトンデモナイのか?もう少し具体的に私の考えを伝えます。
まず【農業】からです。




農業で大量雇用を生みということは、以下のような構図になるような気がするのです。
『大量雇用』=『大型化・法人化』=『利益の追求』=『安定供給』
これを見て「どこに問題があるのか?」「とても良い事ではないか!」と
思われる人の方が多いかもしれません。(^_^;)
世界の食糧問題を考えれば農業は成長産業と捉えて当然の事だと
思われるかもしれません。




このような事をアタマから否定する事は出来ない無いかも知りません。
”資本”がからみグローバル化が進むと金融の世界で見られたような
弱肉強食の世界が農業でもエスカレートすると、
取替えしのつかない事態になるかもしれません。




金融危機は世界経済を巻き込み大変な事態になったようですが
60億人類の何割が実質的な被害を受けたか?といえば
それほどの数ではないはずです。
世界の金融が完全に破綻したとしても地球上にいる60億人の人類は
毎日食事をし生活する事は止めませんから経済活動が終る事がないのです。




”食”は生きていく上での絶対条件ですが…
”食文化”は国や地域に根ざし人間らしく生きていく重要な要素で
人間にとっての”食”は”は餌(エサ)ではないのです。




世界戦略に挑むモンサント社遺伝子組み換え作物
全世界に拡大していく事で、効率性や生産性を向上させ大きな利益を上げ
えようとしています。
しかし、それは地球上の多様な品種を淘汰し、生態系の循環を遮断し
食文化やコミニティの破壊といったリスクがある事も忘れてはないません。
 



そのリスクはすでに顕在化しているのです。
農業の雇用創出はソレに拍車をかけるトンデモナイことと
私は思ってしまうのです。(^_^;)
今こそ、やるべき事は…ひとりでも多くの人たちが生活や地域のコミニティの中で
農業を支えていく事ではないでしょうか。




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