戦争と同じようなもの


日本人は一つの目的に向かって進む時には並外れた
才能を発揮するようですが…
それは明治維新や太平洋戦争や戦後復興といった、いわば非常時の時で
基本的に和すなわちコミニティ社会を大切にまた自然や清貧を愛する
心優しい国民だったという事は前回触れました。



人間の性格は一生変らないように国民や民族の持っている性格も
変らないのではないかと思っています。
アメリカ人とフランス人とドイツ人の違いは私のような者からみても
面白いほどよく判りますし、
ユダヤやアラブといった民族の違いも歴然としています。



これからの時代がグローバル化していく事は止められないし
止めるべきでは無いと私も思っています。
ただ
ここで大切な事は何のためにグローバル化をすのか?…と言うことです。
 


今、日本だけでなく世界中で貧富の格差が拡大しているのも
その原因もグローバル化にあると言われています。



これは”経済”や”資本”のグローバル化によるものです。
新自由主義】という名の元で経済を市場に任せていれば
すべては上手くいくという考えのようですが、
経済や資本の原理は基本的に弱肉強食の世界なのです。



投資マネーのために果てしない収益が求められるようになります。
その結果、世界中の企業が獲物として
狙われる可能性があるので
それなりの防衛対策や力を持たなければなりません。



ようするに戦争と同じようなものです(^_^;)



個人の価値観や国々の文化などはドガエシされて
”戦争の原理”や”金の論理”が押し通されると
必然的に弱者や個人が犠牲になっていくのです。


さて、この【新自由主義】による弱肉強食のグローバル化
誰が望んでいるのでしょうか?
「経済のグローバル化に遅れを取るな!」と叫ぶ
政治家や専門家も多くいますが
あくまで日本人が好きな「遅れを取るな」です。



日本人の多くは弱肉強食の【新自由主義】は望んでいないようです。
その証拠は
個人資産の1400兆円が動こうとしないことです。



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