『ベストアドバイス義務』論議


インターネットの大きな特徴が双方向性です。
したっがてブログの楽しみの一つにも双方向性があります。



私のブログにも多くのコメントを頂いており、それに返事を書くのが
こうして一方的に文章を書くよりも数段面白いものです。
また保険関連のブログで興味深いことがあったら
私の方からコメントを入れる事もよくあります。



ブログによってはコメントを歓迎しないものもある中で
同業者Sさんの『陽だまりの中で』はいつも多くのコメントがよせられ
Sさんの丁寧な返事も好感がもてるブログです。



そこにこんなテーマが載っていました。
『ベストアドバイス義務…』というタイトルで
私は今回そこにもコメントを入れさせてもらいました。



Sさんはとても勉強家で多くの本も読まれているようで
造詣の深さに感心をしながら拝見をしています。
今回の『ベストアドバイス義務』と言う言葉も私は始めて
Sさんのブログで知りました。(^_^;)



ブログのリンク先を見ると、やはり金融庁がなにやら
『保険商品の販売勧誘のあり方に関する検討チーム』
というのを立ちあげて、その中で
『ベストアドバイス義務のあり方』というテーマが
論じられているようなのです。



どのような"あり方”が正しいのか、そのリンク先からは
私には判明しませんでしたが、こんなコトを金融庁が定める
事が現実に出来るのでしょうか?



何だか最近の社会の流れを見て、とても息苦しいものを感じるのは
私だけでしょうか?
ある著名人が自分のブログで旅先で木になっていた柿を取って
食べたが渋柿だった…と書いたら
「それは窃盗行為であなたのような著名人が書いてはいけない」
というコメントが幾つも入ったというのです。
実は私も、保険選びネットの掲示板にコメントを入れると
それは「コンプラ違反」だとか「保険業法違反」だとかが
よく入ってきたものです。



今の保険業界を見ていても、何やらいろいろな規定を作っては
それに沿っているかだけにに目を光らせ?
ホンシツから目をそらす事が多いのではないでのでしょうか。



そもそも『ベストアドバイス』とは何か?なんて簡単に定義づけが
出来るのでしょうか?
その『ベストアドバイス』を『義務』づける?ってことなのでしょうか。
そんな事は消費者が判断すべき問題ではないでしょうか?
ちゃんとしたアドバイスも出来ない代理店からは加入しない…と。



私が恐れるのは『ベストアドバイス義務』という言葉だけが
一人歩きしていく事です。
例えば…一社しか保険商品を扱っていない専業代理店は
『ベストアドバイス義務』と言う観点からは見ると劣っている…
というような見方がされていく事です。      …続く(^_^;)



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