約款は何時でも誰でも見られるように!


大切な事は契約者が多くの書類にサインや押印をする事ではなく
契約する保険の内容を充分に納得して契約する事ではないでしょうか?
 


契約者が自分の頭で充分に納得し契約しようと思えば
契約前に【約款】を読んで確かめておくことです。
そのためには保険を検討する時点で【約款】を手にいれていなければ
なりません。
 


しかし保険の約款は、特に生命保険の約款などは分厚い
立派な本のような物で、これを全ての”保険を検討している”という
人達に無制限に渡すのもコスト・パフォーマンスに合わないのか
パンフレットのように【約款】を配ることはないようです。



前号に書いたように【約款】は
生命保険では契約時に申込書に押印をして貰い手渡し…
損害保険では契約後に証券とともに送られてくる…
では、定められた契約の流れから言ってもおかしな話です。



それでいて契約上のトラブルが生じたら
代理店や募集人の説明責任が問われたのでは
たまったものではありません。(^_^;)
 


なにしろ、【約款】はネット上に掲載すべきと思っています。



「そんな事をしても誰も見ない!」と言われるかも知れませんが…
大切な事は”誰でも何時でも見られるようにしておく”ということです。



保険会社はそんな事をしたら
いろいろと難解な約款についての質問が来るようになったら
その対応が大変になると思っているのでしょうか?



もし保険会社の業務に支障を来たすほどの難解な?質問が来たら
保険会社は約款をもっと判りやすいものにしていくかも知れません。(^_^;)



代理店に”約款”についての質問が多く来るようなれば
代理店や募集人もしっかりと【約款】を理解するよになり
レベル・アップに繋がることでしょう(^_^;)



「モラルリスクやコンプライアンス上の問題があるのではないか?」
…何ていうお決まりの意見が出てくるかもしれません。



悪巧みを考える人は何時の世にもいるものです。
色々な保険会社の約款を見比べて悪知恵を付けるものもいるかもしれません。
しかし、そんな事を恐れて約款は普通は読まれないものとしておく方が
コンプライアンス上問題があるのではないでしょうか?



保険会社が【約款】をネット上で公開しない、それとも出来ない…
理由は何なのか?誰か教えて頂けないでしょうか?

(何だか前回と同じいうな論調になってしまいましたが^_^;)



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