そもそも…「市民」って?

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『6月21日 宮崎にて…』



数年前に知人が『日本の医療を考える市民の会』というのを
"中野サンプラザ"で定期的に開催して
川崎市民の私も何度か参加しましたが
「ナンで"市民"?」とちょっと考えました(^_^;)



ネット上で内田樹の以下の文章を目にしました。
「私人」は目の前の損得を考えるが
「市民」は歴史の流れの中から自らを位置づけ未来への責任を考える。



このように対比させるとアホな私も何となく分かりますが…
どうも私も含め日本人には"市民"という概念が薄いようで、
市民ホールや市民プラザは市の建物ですし、
東京23区には市民ホールも市民プラザも無いはずで、
市民と言われば私は川崎市民であると思ってしまうのです(^_^;)




しかし"市民"という言葉には
政治共同体である市や都市の構成員、民主主義における
主権者の意味もあるようようですが…なんだかムズカシク
Wikipediaで調べても一言で書けそうもありません(^_^;)



日本人は"市民革命"などで
自ら手で民主主義を勝ち取った経験も無く
敗戦によって突如と天皇から国民へと主権者にされたのですから
"市民意識"が薄いのは当然なのかも知れません(^_^;)



さて安倍チャン政権は(^_^;)
立憲主義(国家権力から国民を守るのが憲法)の考えにたつ
大多数の憲法学者達から総スカンを食らって
立憲主義か?民主主義か?」
ナンてことも話題になっているようです。



そんな問い方をされると…
「そりゃー民主主義の方がじやない?」
何てカンタンに言ってしまいそうな気がします。


しかし国家権力の暴走から国民を守る"立憲主義"を
コノ国は大切にしていかなければ
再び日本はコワイ方向に行ってしまうかも知れません。
なぜならば
日本人はい主権者であるという"市民"意識に乏しく
お上(おかみ)頼りで従順な国民だからです。(^_^;)



言い方を変えれば…
我われ日本人やっと市民意識を持つ事ができる
大きなチャンスがきたのカモ?知れません(^_^;)



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