そもそも…人口って?


『写真は7月12日・甘楽SA(上信越自動車道にて)』





”安部ちゃん内閣”が先月発表した【骨太の方針】の中に
「50年後に人口1億を維持する」という目標を掲げたようです。
現在の1億2800万人から、現在の出生率のままだと50年後には
8600万人ほどになるので、せめて1億人は死守したいというのでしょうか。




私は国が「産めよ!増やせよ!」とか、逆に「少子化対策」とか
国がヒトサマの生殖に口を出す事に不快感を感じる気質ですが
国家にとっては人口は経済や国力のバロメーターで、
富国強兵の安部ちゃんが口を出すのはとても納得できます。(^_^;)




問題はそれがほんとに可能か?という事です。
マ〜50年後と言えば私は118歳、安部ちゃんだって109歳ですから
見届ける事は出来ないでしょう。(^_^;)
それを本当に実現したいと本気に思っているなら、
今から具体的に真剣に取り込もなければ
50年後の実現などとうてい不可能と私は思っていますし、




それどころか、都市中心・大企業中心・雇用依存のアベノミックスで
いくら保育施設や産休制度や育児助成金のようなモノを出しても
今の出生率を大幅にアップする事など考えられないからです。
人口を維持するには女性一人が平均で2名の子供を出産し育てなければ
ならないわけですが日本は1970年代に早くも2名を切っているのです。
本当に人口を増やしたいと思ったらアベノミクスと間逆のこと
すなわち地方中心、農業中心、自営中心でお金に依存しないコミニティを大切にした
社会を構築していく事ではないのでしょうか。(^_^;)




ワールドカップはドイツの優勝で終わったようですがドイツは凄い国ですね(^_^;)
国土は日本とほぼ同じで人口は8200万人。
日本が50年後に対策を打たなければなってしまう人口より少ないのです。
地球人口は70億を超え、地球が養える人口は80億という説もあるようですが
100億を超えるという予想もあるようで、ソッチの方が深刻なようです。
50年後には、たぶんネットも普及し世界も平準化し国境も薄れて
安部ちゃんなんかが考えなくとも、人口はほどほどのところで保たれてる…
と私は思うのですが、甘いでしょうか?(^_^;)




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