そもそも…自営業って?


『写真は1月11日・西へ…』




私は農業を大型法人化するのも
小さな商店街が大きなショッピングセンターになるのも
ついでに小さな保険屋が淘汰され企業代理店になるのも
すべて大反対です(^_^;)




こんな事を言うと…
農業も,昔からある小さな商店も、
良くは分からんが個人でやってる保険屋も…
零細で経営成り立たず後継者もなく消え去る運命にあるのだから
法人化した方が消費者や経済全体からも良い事で…
ウンヌンカンヌンと反論があったりするのです(^_^;)




勿論そのような理由があるから…そのような流れになっていくのでしょうが、
私が反対するのは二つの理由があります。
最初の理由は…自営業をしている人たちに声を大にして言いた事ですが
インターネットを上手に利用し経費を極力削減し
身の丈にあった顔が見えるビジネスを地道に展開すれば
どんな商売でもそこそこ可能な時代になったと私は思っているのです。
そうなれば後継者も現れる可能性も大だからです。




次の理由は…社会的・経済的・市場的な見地からです。(^_^;)
自営業が淘汰され大きな企業へと集約されていくという事は
これまでの自営業の収益は企業経営者や株主や投資家に配分され
実際に業務を行っている者への配分は売上が飛躍的に伸びない限るは
分けまいは当然少なくなるのです。




供給が需要追いつかない高度成長の時ならともかく
供給過剰でモノが溢れる時代に、そんな事をしてしまったら
ますます供給過剰に拍車を掛け市場そのものが荒廃していくでしょう。(^_^;)




株主や投資家の利益を拡大する大企業へお金を使うのか?
細々でも顔の見える素朴な売買の中での自営業へお金を使うのか?
消費者が考え選ぶ時代になってきたと私は思っているのです。
…そして21世紀は顔が見える自営業の時代だと!(^_^;)



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保険屋KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や保険商品を中傷するものではありません。