菅直人という政治家

  
菅首相は私と同い年で以前から興味深く見守ってきた政治家です。
1996年の薬害エイズ事件での厚生大臣としての毅然たる対応から
私も大いに期待をした時期もありました。
しかし彼の言動を長くみていると一環したものが見えず
”何を考えているか判らない政治家”…というにが、ここ数年の私の印象でした。



大震災でその本領?をますます発揮している菅首相(^_^;)
12日の記者会見は怒りを通りこして笑ってしまいました。
 


「大震災発生直後に私はまず人命の救済を考え自衛隊に出動を命じ…
以来自衛隊は10万人の態勢をもって人命救助…自衛隊の最高司令官として…」
との自画自賛?から始まります(^_^;)
私がこのブログでも怒りを持って何度か書いていますが繰り返します(^_^;)



どうして被災直後に全自衛隊のヘリを総動員して津波で被災し孤立した被災者の
空からの大救出作戦をやらなかったのか?なぜ?米軍からの応援すら断ったのか?
…ただそれだけです、3万人以上の犠牲者と言われますが全員が即死したわけでなく
かなりの人たちが見殺しにされたと想像するのは私だけでしょうか。



原発事故の対応もまったく同じ!最初の24時間に毅然とした意志決定が出来ず、
それからも、つじつま合わせに懸命になっているように私には写るのです(^_^;)



次に『人と自然に優しい福祉とエコの街づくり…』という復興構想にうつります。
ネットで調べるとドイツの田園都市をモデルに人口5万人から10万人で…と
どこかの不動産会社の大型プロジェクトのような感じがして、
なんでこの時期に、なんでこのよう発想が生まれるのか呆れてしまいます。



そこには被災者の気持や文化に寄り添う気持など無視した
体のいい経済効率を考えた植民地政策のようにさえ思えてしまいます。
エコタウンとして世界にアピールする事が出来れば、
日本の新しいビジネスモデルになるなんて考えているのでしょうか。



被災者たちが自ら復興を考え、それを多くの人や国がサポートする事なのに…
社会運動家出身の菅さんの脳死状態は果てしなく続くようです(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。