雇用と景気回復…7


日本人は安心・安全・安泰をまるで宗教のように求める…
といったような事を聞いてなるほどと思った事があります。
ま〜そのおかげで保険のビジネスも成り立っているわけですが(^_^;)
なんだかますますその傾向が強くなっていくようにな気がします。
 



日本人はあまり考えずに保険に加入する傾向が昔からあるようですが
情報化社会になって深く考えるようになるかと思っていたのですが
そうはならないようです。
保険の自由化で商品バリーエーションや販売チャネルが多様化しても
その中での同じような横並び商品が乱造され
供給側も消費者も思考停止させながらも保険は売れていく…という構図です。



なぜ思考停止してでも保険が売れるか?…と言えば”宗教”だからです(^_^;)



”安心・安全・安泰”のための保険はオマジナイのようなモノと多くの
人たちが思っているのではないでしょうか。
オマジナイなら色々なゴリヤクがあった方が”安心”という事で
中身の充実より付加価値をつけたパック商品の方が手間もかけずに利益も
上げられると、自動車保険も火災保険も医療保険も○○保険も…
セット売りになって,保険会社も契約者も”安心”という事なのでしょうか(^_^;)




多くの人がここまで雇用に拘るのも
”安心・安全・安泰”が宗教だからではないかと私は思ってしまいます。




しかし保険にしても、雇用にしても…もっと言えば人間が生きて生活していく上で
完全なる”安心・安全・安泰”などという物は絶対に無いのです。
絶対に無いものにすがろうとすればするほどコストばかりかかって
”安心・安全・安泰”など永久に手にする事は出来ないのです。
ソレは結局のところ気の持ちようだからです(^_^;)




昔から比べたら比べ物にならないほど人間の営みは”安心・安全・安泰”に
なっているのです。(^_^;)
リスクを楽しむぐらいの気持ちで、誰もが雇用に拘らず自由に生きる社会に
なることが日本が大きく変るきっかけになると私は思っているのです。



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