岩瀬大輔著『生命保険のカラクリ』…2


本の売り上げはタイトルで決まると言われています。
したがってタイトルは出版社の意向で
【生命保険のカラクリ】というタイトルになったのかもしれません。
【生命保険の品格】などという昨今はやりの下品なタイトルよりはず〜と
マシだとは思いますが(^_^;)
コレがほんとうに岩瀬氏が書きたことだったのか?
そして岩瀬氏自身が本当に全てを執筆したのかも考えてしまいます。(^_^;)
(彼の頭脳を持ってすればこの程度の作文は簡単でしょうが)




私も10年ほど前から”生命保険のからくり”のようなことは
お客様にも、ネット上でも、時には講演でも語ってきましたし、
今でもそのような話はさせて頂だくこともあります。
しかし、そのほとんどがすでに生命保険に加入されている方々です。
 



ライフネット社が本当に20代〜30代の若い人を対象にした保険会社と
いうのであれば、そんなハナシは無用とまでは言わなくても
そこまでページを割く価値は無いように私は思うのです。




先日あるFPの一般向けの『火災保険の見直し方』というセミナーに行きました。
どんどん複雑化する火災保険を消費者にどう判りやすく伝えるのか?
興味があったからですが…
時価額』と『新価』の違い延々と解説するのには違和感を感じました。
火災保険のほとんどが1年更新、今時住宅の火災保険を『時価額』では
加入したくても加入出来ないのが現実です。
火災保険の歴史でも学ぶならとかく、どんな意味がるのでしょうか(^_^;)




話がヨコミチに反れたようですが…ようするに
これから保険に加入しようという人たちにとっては過去のハナシは無用では?
という同レベルのハナシです(^_^;)




でも、本当にライフネット生命が本当に若い世代だけをターゲットにしているのか?
私はソッチの方に興味を持ってしまいます。
実際にこの【生命保険のカラクリ】を20代の人たちがわざわざ購入して読むとは
私には思えないのです…でもソレも織り込み済みだったりして(^_^;)



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