保険の原価…9


【生命保険の原価】は何なのかが判ってきたような気がします。
これはまさに私にとっては”原価”に対するコペルニクス的転回です。(^_^;)



コレまで坂本さんのセミナーを聞いても雑談してもよく判らず、
また今回の10枚に及ぶレポートも最初はよく理解が出来ず
「だからアクチュアリーの話は難しくなってイヤだな」…なんて思ったのですが(^_^;)
ここまでの問題提議をしちゃって、坂本さんにココまでの力作レポートを書かせて
「やっぱりワカンナイ!」では済まされません(^_^;)



何度も読み返すうちに目からウロコが落ちるように…原価とは何か?
そして生命保険の原価とは何か?が私なりに理解する事が出来ました。



まずは一般的なあらゆる商品の原価ですが、
これには原材料は元より、ソレを作るための人件費や開発費やモロモロの
経費が含まれていているわけです。
例えば、原材料を次の商品に使った時の計算をどうするか?
人件費を商品の原価にいれるか管理費にいれるか…など
原価を算出するには色々な計算方法があって
同じ商品でも”原価”は大きく違ってくるという事です。



さて本題の【生命保険の原価】とは何か?です。



契約者が受け取る【保険金】【給付金】【返戻金】【配当】などの総合計が
生命保険の原価だというのです(^_^;)
初めは何の事だが良く判りませんでしたが、だんだん判ってきました。



契約者が生命保険で購入するのは、そのような”お金”です。
保険会社はそのお金を払う為に、それ以上のお金(すなわち保険料)
を契約者から貰って商売をしているというわけです。



保険会社が原価を安くしようと思えば、その支払いを少なくすれば
いくらでも原価が安くなるというわけです(^_^;)



まずは【原価】と【純保険料】とはまったく違うものだという事です。



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。