保険の原価…1


保険の原価について話題になる事が多いようです。
私も今年の1月にこのようなブログを書きましたが
実のところまだ良く判っていないのです(^_^;)



何で判らないのにこのテーマで書くのか?…と言えば
この件で3月7日秋桜児さんから私のブログ(昨年11月9日号)にコメントを頂き
返事を書かなければと思っても、私自身まだ良く判らないでいるわけですから
ここでじっくりと”保険の原価”について一緒に考えていければと思ったのです。



議論のきっかけはライフネット生命が純保険料と付加保険料の公表です。



そのことが、ライフネット生命は保険の
”原価”を公表したとマスコミに取り上げられ
付加保険料=手数料といった解釈の中で、
募集人に対する手数料をカットすることで保険料を大幅に安くした
保険会社というイメージが確立されたようです。



秋桜児さんもご自身のブログの中で
純保険料=保険の原価 → どこの保険会社も同じ
付加保険料=代理店手数料
…といった取られ方をされているようですが、
あんしん生命の保険を扱って、代理店手数料で生計をたてている私には
どうしても納得出来ないところがあるのです。



ライフネット生命】と【あんしん生命】の
最も単純で判り安いという10年定期保険の60歳男性を比較したものです。(AとBの比較)
こんな単純な保険でも保険料だけでは比較出来ない要素があります。
途中解約での解約返戻金の有無。
70歳まで保障があれば充分と思って契約しても余命1年の大病をして
保障が切れる保険と自動更新出来る保険…など同じ原価なのでしょうか?



そんな【あんしん生命】の定期保険でも代理店手数料を貰えるわけです。
「60歳での比較じゃなく若い年齢ならライフネットが断然有利!」
「それはライフネット生命の付加保険料は【保険料比例】を取っているから」
…といった事が絡んでいるようです(^_^;)


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