東京電力


【写真は4月15日・羽田空港



原発の事を書いたのでついでに
と言っては何ですが東京電力についても書かせて頂きます。




東京電力の人事を刷新するために”あの” 勝俣恒久会長から弁護士の
下川和彦氏にするとの発表が”政府”からありました。
これによって一兆円規模の政府の公的資金によって資本増強が
されるという事のようですが、そもそも…
どうして東京電力は”破綻”させずに、そのまま存続させるのか?
…という素朴な疑問でを持ってしまいます。
 



莫大な賠償金を支払う為には東京電力に企業努力をして貰って…
…という理由でもあるのでしょうが
【原子力損害賠償補償】についてはこのブログで1年ほど前に議論?にも
なりましたが、一定の賠償金を超えたら電力会社には賠償義務はなく
政府がその義務を負う制度だったはずなのです。



原発事業は国の政策として推進されたもので
東京電力の自らの意志で行われたものではありません。
最も責任があるのは国であり、最終的な賠償責任も国にあります。




もちろん東京電力原子力事業を推進する事によって
これまで莫大な利益を上げて来きて
原発を直接扱う立場にあって想定外の大震災だったとしても
これだけの"大人災"の現場責任者でもあるわけです。




そこでスッキリして判り安いのが…
東京電力に融資していた金融機関や、株主には泣いてもらい
東京電力は破綻処理をさせ、新しい電力会社を設立する。
というものです。




そんな事をしたら金融市場が大変な事になる!
なんて事なのでしょうか。
時代が大きく変わろうとしている21世紀 だというのに…
いろんな事が呼息に見えてしまう今日この頃です(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。