保険の原価…7


LN生命が30歳男性10年定期保険の付加保険料を削ることのみで半額に
する事を可能にしたと仮定するなら、更にその半分の保険料のアメリカの場合も
LNより更に付加保険料を削って半分にする事が出来たのでしょうか?
LN生命でもアメリカの保険会社の倍の利益を上げている事でいいのでしょうか?
 


どう考えても”同じ”保険では有りえないと私は思うのですが。
高いなら高い理由、安いなら安い理由、がどんなものでもあるのです。
もちろん通販で店舗や人件費を極力削ったというのは誰でも理解出来ます。
一般の小売店で販売しているものが通販にすることで4分の1の価格に
なる商品が現実にあるでしょうか?



くりかえしますが、私はライフネットの保険を中傷しているのではありません。
付加保険料の計算式も開示し経営者の顔も常に見えるようにし
閉鎖的な保険業界にあって私自身も高感度をもった保険会社です。
ただし、私のような保険代理店の立場から見た場合ですが
かなり一方的な表現も少なくないのです。
もちろん私が保険の事を書く場合は私のバイアスが入りますし…
それはお互い様というものでしょう。



それによって賛同者が増える事はLN生命も私も同じ気持ちでは
ないかと思います。
ただそのスケールとLN生命と私では比べ物になりません(^_^;)
マスコミでもネット上でも頻繁に取り上げれるようになって
週間ダイアモンドの『プロが入りたい保険』の死亡保障の分野で
ナンバー1に輝いていました。



私も一応はプロですが「私は入りたいとは思いません」なぜならば
”若くないから”ただそれだけです。
このアンケートでLN生命に投票したのは若いプロだけだったのでしょうか?



保険のプロと言われる人やメディアがしっかりした検証や幅広い議論をせず
【生命保険の原価】を一人歩させることで
消費者が惑わされる可能性もあるということです。
もちろんソレはLN生命の責任ではありません(^_^;)


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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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