保険の原価…6


前回は【保険の原価】から少し横道にそれてしまいたが…
LN社10年定期が若年層(35歳)にとって保険料が格段に安いといっても…
それより保険料の安い、まったく別の保険を他社では提供できるという事を
一言伝えておきたかったのです(^_^;)



まったく同じ家電商品やデジカメや定番の食料品が…
どこがもっとも安いか?ネット上で一覧されるのは消費者にとっても有意義な
ことだと思います。
それが判った上で消費者は必ずしも最も安い所から商品を購入するとは
限りません。
そのぐらいの価格差なら、少々高くても近所の顔見知りの電気屋さんから
購入した方が何かと相談出来るしいいだろうと判断するかもしれません。



では保険という商品はどうでしょうか?
まず家電やデジカメのようにまったく同じ保険商品が販売チャネルや代理店に
よって、いろいろな価格で売られているわけではありません。
価格を比較すると言っても、まったく別の商品です。
同じ機種のデジカメが、いくらで売られているか比較するのなら判りますが、
いろいろなデジカメを並べて、どれが安いか決めても意味が無いのと同じです。



ライフネット社の30歳男性の保険料は確かに
他社の保険料水準の半分かもしれません、
しかしアメリカはさらにその半分近い保険料である事は
ライフネットのHPでも紹介しています。
アメリカ人が日本人より長寿とは聞いていませんし…
予定利率が高いといっても10年定期ならそれほど大きな差はないはずで。
どうしてこのような価格が成り立つのでしょうか?



日本では10年定期保険でも一旦加入すると、健康状態に関係なく
更新時の年齢の保険料で自動更新していきますが、
アメリカではどうもそうでは無いようです。
自動的に更新しようという人は健康状態の問題があるのではないか
という事で保険料がとても高くなってしまうようです。
ようするに新規加入の時だけ特別に安くしているらしいのです(^_^:)



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このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
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