保険の原価…4


ライフネット生命がこれまでどこの生命保険会社も公開したことの無いという
自社の【純保険料】と【付加保険料】を開示したことは快挙だと私も賛同します。



私は代理店手数料も公表して良いと思っている保険代理店ですので
その事に対して不快感を示した保険業界の後進性や
その”言い訳?”を聞いていると笑ってしまうものがありました(^_^;)



しかし【純保険料】が”ほぼ共通”であると言うのなら
ライフネット生命が自社の責任て自社の【純保険料】を公表したのではなく、
全保険会社共通の【純保険料】を公表しちゃった事になります。(^_^:)
そして保険料は【純保険料】と【付加保険料】の二つから構成されているという
前提にたてば、その差額が自動的に【付加保険料】となるわけです。
そうなると、保険会社によって違う【付加保険料】まで公開しちゃた事に
なるのですが本当でしょうか(^_^;)



それによってライフネット社と他社の【付加保険料】を比較出来るようになって
消費者の為に徹底的に【付加保険料】を削って保険料を安くした
素晴らしい保険会社というイメージがネット上はもちろん
マスコミやFPや知識人から一般の人たちにまで拡がっているようです。



私はそれが間違っているといると言っているのではありません。
確かにホームページの【ライフネット生命のコンセプト】の中で
>子育て世代にこそ必要な死亡保障を、
>業界最低水準の保険料で提供したいと考えました。
…と”若い世代を優遇”した保険会社である事は掲載されています。
但し【安さを実現できた理由】にはその事が書かれていませんでした。



ま〜ソレはライフネット生命も他の保険会社同様ビジネスですから
目をつぶるとして(^_^;)
付加保険料を取り過ぎているとマスコミやFPやネット上から一方的に
責められる既存の保険業界が情けないですよね。
ま〜本当に儲けすぎているところがあるのでしょう、多分。



でも、全てがそのように思われるのは困ってしまうのです。(^_^;)



人気blogランキングへ


このブログは少子高齢化・自己責任時代に向けて保険がその社会的責任を果たせるよう
そして、こらからのライフ・スタイルに適応した納得できる保険撰びが出来るよう
Dr.KENの熱い思いを込めたもので、特定の団体や商品を中傷するものではありません。