保険の原価…3


秋桜児さんのグラフに添って私なりのグラフを作成しました。
その目的は私はアタマが悪いので(^_^;)
少しでも図式化することで【純保険料】や【付加保険料】が具体的に何を指すのか
何か見えてくるのでは無いかと思ったからです。
 


私のグラフも秋桜児さんのグラフも【純保険料】は全社共通という前提で
LN生命もA生命も同じものを使っています。



私はこの事自体に大変な疑問を感じているわけですが、
少なくとも秋桜児さんはその事を前提にグラフを作られたと思います。
また秋桜児さんが使用し私も使わせて頂いた、
ダイヤモンド社がオンラインで公開したという【純保険料】が
どのようなものであるかは不明です。
しかし生命保険の【純保険料】はどの保険会社も共通というニュアンスで
掲載されたから秋桜児さんもこのデータを使われたのではないでしょうか。
実際このような記事がダイヤモンド社のネット上で残っています。



これを前提にすると
【保険料】-【純保険料】=【付加保険料】になりかねません。(^_^;)



しかしライフネット生命が公表した【付加保険料】にはその算出方法として
30歳男性3000万円を例に開示しています。
すなわちライフネット生命はちゃんと【純保険料】と【付加保険料】を計算して
その合計が保険料として示されている事がわかります。
 


問題は!
他の保険会社の保険料を取り出し【純保険料】は全社共通という前提の基で
その差額を【付加保険料】と決め付けてしまう事ではないでしょうか?
その結果…保険料と【純保険料】の差額が単純に【付加保険料】として表示され
「代理店手数料など不要!」…
といったような乱暴な展開に持っていかれちゃうようです。(^_^;)
 


【純保険料】は本当にどこの保険会社も共通なのでしょうか?
そして【純保険料】を【保険の原価】と読み替えていいのでしょうか?



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