保険代理店の生き残り作戦!(3)


人はもともと”多様性”を持った生物なのに…
”効率性”や”生産性”を高めるために
”多様性”を犠牲にしてきた…という事を述べました。
 


『軍隊』ではヒトそれぞれの”多様性”は無視され一丸となって戦わなければなりません。
『企業』も『軍隊』ほどのでなくとも、多かれ少なかれ似たようなところがあります。
古典的保険営業の世界では”多かれ少なかれ”の”多かれ”の方だと思います。(^_^;)
消費者も…
大量生産、大量消費の時代には同じような安価商品が販売され
誰もが同じような商品を買い
同じような生活パターンをするようになっていきました。



それは生活水準やGDPの向上に貢献して
”豊かな”生活が出来るようになった事はたしかです。
しかし地球環境を考えるようになった今日では
大量生産・大量消費が”豊かさ”では無いという考えの中
個人・個人のライフ・スタイルが問われる時代になってきました。



私は2020年には、
人がもともと持っている”多様性”を取り返して
例え収入が少なくても
個人・個人のライフ・スタイルに拘った個性的な生活をする
人達が増えていると思っています。



例え収入が少なくとも…と言ったのもキーワードです(^_^;)
2020年になれば今より経済が右肩上がりで成長し
大多数の個人・個人の収入が豊になっているとは
とうてい思えないからです。



投資マネーが増えれば増えるほど、企業は収益性をより追求し
従業員はその犠牲になってしまう可能性が高くなります。
そもそも安定雇用のサラリーマンなんてものが存在しなく
なるかもしれません。



でも悲しむ事はありません。
本来持っている”多様性”を殺してサラリーマンをやっていたのですから
自由を取り戻して”多様性”を生かした仕事を(例え収入が少なくとも)
やった方が楽しいし”地球環境”にも良いかもしれないのです。



それは我われ代理店というか、もっと広く
保険募集人全体にも言えるのではないかと私は思っています。


保険会社や勤務する組織や団体の規定やマニュアルに拘束されて
”効率性”や”生産性”の為のマシーンの一部としての働くのか、
多少のリスクがあっても、自分の考えやコダワリを鮮明にした
持続性のある保険営業をやるか?という選択を
今、すぐにでは無くても、アタマの隅に置いておく事が
大切だと思っています。


インターネットの検索は
消費者が主導権を持って、消費者の意思によって情報が絞られていきます。
2020年には、今以上に検索機能も向上し、それを利用する人達も今より
格段に増えて、多様性を持った消費者が、それに対応出来る募集人を
探し出す事も容易になっているはずです。


毎日、消費される食料の考え方も変っていくでしょう。
保険とくに生命保険のような高価で多様性が求められる商品が
パターン化・効率化されて売られていく昨今の流れに
疑問を投げかけている私ですが、それが数年は主流になったとしても
2020年まで継続されているとは、私には思えないのです。



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